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時間をムダにしないために。有益な投資セミナーの見分け方、教えます

(写真=Hriana/Shutterstock.com)

かつては、お金のことを相談するのは金融機関の窓口や営業担当が定番でした。現在も金融機関は相談業務に、より一層の力を入れていますが、銀行や証券会社には属さず「お金の相談業」を営む人々が増加しています。特にファイナンシャル・プランナー事務所や保険の相談窓口などの多彩な相談先が顧客の獲得に力を入れています。

そこでよく開催されるようになってきたのが投資セミナーです。今回は、自分に本当に役に立つセミナーの探し方を考えていきましょう。

有料のセミナーは、おトクにプロのアドバイスが聞ける場

まず、セミナーといっても有料のものと無料のものがあります。

有料のものは、「セミナー」という名前はついているものの、実際にはコツコツと勉強をする「学校」的な存在といえます。株式投資を学ぶセミナーはこの形式が多く、多くは複数回の連続講座になっています。受講料はかかりますが、質の高い講義内容が期待できます。お試しで無料体験をやっているところもあるので、参加して内容を確かめてから受講の有無を決めるといいでしょう。

有料のセミナーは、公平・中立な話が聞ける可能性が高いのもポイントです。いくら無料のセミナーであっても、セミナー講師の収入が「セミナーで売った商品からのキックバック」というからくりになっている場合は、途中から話が特定の商品のみを勧める流れになることもありえます。その場の雰囲気で自分に不必要な商品を買ってしまわないように注意しなければなりません。

一方、有料セミナーが販売するのは「金融知識」なので、特定の商品への紐づけは原則行われないことがほとんどです。確かに値段は高めですが、マンツーマンでファイナンシャル・プランナーに相談すると何倍もお金がかかります。おトクにプロのアドバイスが聞けると考え、利用するのがいいでしょう。

無料セミナーは興味×知識×性別レベルで選択

もちろん無料のセミナーの中には質の高いものもあります。銀行や証券会社が主催するセミナーは、最終的には自社で取り扱っている金融商品を買ってもらうためのものですが、昨今のフィデューシャリー・デューティーの流れを受け、公平・中立な内容が多くみられます。

新登場のファンド、国別の市場動向など、あらかじめ特定の商品やサービスにフォーカスして開催しているセミナーもあります。興味のある内容の場合は積極的に利用し、情報収集に努めるのがおすすめです。

最近では、「初心者向け」「女性向け」とセミナータイトルに銘打ったり、セミナーの難易度をスコアで表示したり、主催者側も選びやすいように工夫を凝らしています。過去のセミナー動画を配信している会社もあるので、参考にして自分に合ったものを探していきましょう。

講師の質を見極めることが大事

どのセミナーに参加するにも必ず確認しておきたいのが「講師は誰か」ということです。ネットで検索すると出てくる金融関係のセミナーの中には、金融関係ではない会社が主催している開催目的が不明確なものも紛れ込んでいます。

・ 金融関係の資格を保有しているか(FP技能士・証券アナリスト・宅地建物取引士・税理士など)
・ 信頼できるキャリアを持っているか(過去に勤務していた金融機関を確認)
・ 著書やメディアの登場歴はあるか(著書は自費出版でないこと)

などについて最低限チェックしたうえで、講師の評判を確認しておくといいでしょう。

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