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難しい資産の売りどき。困ったときだけ専門家に頼る方法

Timing(写真=PIXTA)

 株や債券、不動産などの金融商品を買う時、人はネットやテレビを見たり、時にはセミナーに行ったりして念入りに調べるものです。どこで買うか、いつ買うか、手数料は抑えられないか……そうして入念な準備をして買ったはいいものの、それをいつ「売る」かには、「買う」ときほど注意を向けない人も少なくないようです。

 投資において「売り」時の判断は難しいと言われています。格言にも「売りは早かれ 買いは遅かれ」というものがあります。持っている商品の値段が上がって利益が出ていれば、「もう少し持っていれば、もっと上がるのでは」と思うものですし、下がっている時だと「もしかしたら上がるかもしれない」と思うものです。

 そうして欲張ってチャンスを失ったり、大損になったりする。買う時はじっくりと調べて買うとしても、タイミングと見たらサッサと売ってしまうべきです。買うタイミングを失くしても機会損失にはなりますが、実現損が出る訳ではありません。

 ほかにも「買い上手より売り上手」という格言もあります。これも同じく「売ることの難しさ」を説いているのです。

「こうなったら売る」というルールを決めておく

 そこで重要なのが、「ここで売る」という自分なりのルールを事前に決めておくことです。これは何も損している時に限った話ではありません。儲かっている時も同じく、「売り時」を決めておくべきです。「ここまで下がったら売る」「ここまで上がったら利確(利益確定)する」といったルールを決めておきましょう。

 たとえば、FX(外国為替証拠金取引)では「ロスカット」というものがあります。これは価格が一定額まで下がるなど、含み損がある水準に達したら強制的に決済してしまう仕組みです。

 株の場合は値幅制限があり、「ストップ高」「ストップ安」という仕組みがありますが、FXにはそうした仕組みはありません。またレバレッジをかけられるため、損失が投資額よりもかなり大きくなる恐れがあります。場合によっては、事前に入れていた証拠金が全額失くなってしまいますし、そればかりか「不足」となって、追加で証拠金を入金しなければいけなくなる場合もあります。

 こうした“強制的に売る”ルールを、自分が許容できる範囲で取り入れておくことが大事です。

 しかし、「そのルールの決め方が分からない」と思う人は多いでしょう。自分のリスク許容度を踏まえて、どういう方針を持っておくべきか、やはり専門家の意見を聞きたいと思うことはないでしょうか。

IFAなら投資商品の売りどきについても相談できる

 そこでIFA(独立系金融アドバイザー)なら、大切な資産の保全と運用の水先案内人として、適切なアドバイスをしてくれます。

 IFAは金融機関から独立した存在で、投資家の立場に立ってその時に最適と思われる選択肢を提案してくれます。時には、「好機が来るまで様子見をする(何もしない)」という提案をすることもあります。とにかく売買を勧めるということはありません。

 IFAの業務は、各証券会社や銀行と提携した金融商品を販売するだけでなく、個人投資家の個別の相談に親身になって耳を傾けることです。そして豊富な知識と情報をフル稼働させて、あなたに最適なアドバイスをします。

 よくお金の相談はFP(ファイナンシャルプランナー)にと言われます。たしかにFPも顧客のライフプランに沿ってお金に関するプラン作成を支援してくれます。ただIFAはさらに、投資に関して具体的にアドバイスができるほか、金融商品の選択を支援することもできます。最終的な金融商品の売買まで一貫して顧客と関わってくれるのです。

 「売るのは本当に難しい」と思ったことがある、「いつ売ったらいいんだろう」という悩みを抱えているという方は、一度IFAにアドバイスを求めてみてはいかがでしょうか。

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