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人生の終活。知っている人は8割。でもあなたは何をしましたか?

(写真=karanik yimpat/Shutterstock.com)

財産の整理や遺言の準備など、生きているうちに「終活」を――そんな考え方が、注目されています。できれば人生の最期はスマートに迎えたいというのは、誰もが思うことでしょう。しかし、確かに必要なことではあるものの、「実際に終活を」と考えると、何をしておけばいいのか迷ったり、やるべきことを見落としていたりということも多いようです。

知っておいたほうがよい「終活のいろは」をまとめてみましょう。

「終活」ってよく聞くけど、実際何?

「終活」とは、文字に表されるように「人生の終わりに向けて、自分で準備を整えておく活動」のことです。

誰もが必ず迎えるもの、その時になって困らないように――という考え方ははるか昔からありました。しかし、特に今になって新たに「終活」という言葉が生まれ、注目されています。その理由は、日本はますます高齢化・少子化が進み、それだけ「よりよい老後の生活の在り方」「残された人に負担を掛けない去り方」が求められるようになった証明ともいえるのかもしれません。

では、実際みんな何かをしているのかというと、日本財団遺贈寄付サポートセンターの『遺贈に関する意識調査結果について(2017年3月)』によると、遺言書に対して「無関心」が7割となっています。60歳以上では、20人に1人しか作成していないようです。

最重要ポイントは財産リストの作成

このように、多くの人の関心を集める終活ですが、では、具体的にはどのようなことをすればよいのでしょうか。もちろん、終活には単なる心構えなども含まれますが、やはり課題となるのは、自分の葬儀やお墓の準備、財産の整理……など、具体的な行動が必要となる部分です。特に、後々余計な手間やトラブルの種にならないように、しっかりと財産のリストアップをしておくことは大切だといえます。

「どこに、どんな財産があるのか」というのは、本人以外は知らない部分があったりするものです。場合によっては、「本人さえよくわからなくなっている」なんてこともあるかもしれません。自分自身が整理・把握するためにも財産リストを作ることは大切です。

「最期の時のために」が主目的ではありますが、それ以前に、現在以上に歳をとって判断能力が鈍ったり、認知症に罹ったりという場合にもリストは役立つので、作っておいて損はありません。

◯◯銀行に口座がある、◯◯の株をどこの証券会社に持っている。◯◯に不動産がある、実はタンス預金がある……など、すぐに思い付く財産だけでなく、クレジットカードや、借入金についてもしっかり確認しましょう。また、株や信用取引、外国為替証拠金取引(FX)では、そのまま放置されていて家族が知らないうちに損失が膨らんでしまっていた、というケースも考えられます。取引状況について、家族に共有しておく必要があるかもしれません。

また、終活の具体的手段として注目される「エンディングノート」には、財産や貴重品などについて書き記すページも用意されています。とても便利ですが、エンディングノート自体は法的効力を持たない「メモ」でしかないことにも注意が必要です。財産の分与などについても遺志を反映させたいと思うなら、別に遺言書を作成するのが確実です。

気軽にできる「エンディングノート」や、きちんと対応する必要がある「遺言書」など、終活でできることはたくさんあります。もしもの時のために、自分は何をしておくべきなのか、一度じっくり考えてみてはいかがでしょうか。

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