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AI(人工知能)ってどんなもの?関連銘柄にはどんなものがあるの?

(写真=Pasuwan/Shutterstock.com)

近年、AI(人工知能)という言葉をさまざまな場所で見聞きする機会が増えてきました。それとともに、資産運用の世界でもAI関連銘柄に注目が高まっています。身近な生活にも着実に浸透しつつあるAIは今後さらに広い分野への活用が期待されます。そこで、今回はAIとはどのようなものか、そしてどのような銘柄がAI関連銘柄と言われているのかをご紹介します。

どうしてAIが注目を浴びているのか

AIは近未来的なイメージが強く、最近巻き起こったブームのように思う人もいるかもしれません。しかしAIに関する研究が始まったのは1950年代で、長く研究が続けられている分野のひとつです。1950年代後半から1960年代までの第1次人工知能ブーム、1980年代の第2次人工知能ブーム、そして現代は第3次人工知能ブームだと言われています。2度のブームはいずれも長くは続きませんでしたが、第3次ブームである現代、AIへの関心は高まっています。

というのも、鉄腕アトムやドラえもんなどのいるロボットの世界や、自動的に分析し最適だと思われる結果を導き出してほしいといったビジネスや生活の上での悩みの解消に向けてAIが活用されつつあるのです。

例えば、AIが搭載された接客ロボット、ペットロボット、ロボアドバイザー、GoogleやYahoo!などの検索エンジン、ECサイトのレコメンド機能、音声アシスタントSiriなど、気がつけば私たちの身の回りにはAIが搭載されたサービスや製品が増えています。このようにAIが身近なものへ活用されることによって、注目度がさらに高まっているといえるでしょう。

ディープラーニングの誕生がAIの浸透の背景に

現在ではいろいろな場面で触れる機会が多くなったAIですが、ここまで浸透した背景には「ディープラーニング」の誕生が関係しています。ディープラーニングは人間の神経細胞を模したシステムであり、自動的に学び習得していくコンピュータとして提唱されたものです。第2次ブームまではAIに対象を認識させるために人の手を必要としていました。

それが、ディープラーニングの出現によりAI自身で対象を認識できるようになりました。ディープラーニングを繰り返すなかで物事の推考や意思決定能力が高まり、第1次・第2次AIブームでは成し得なかった処理対応ができるようになったのです。上述したサービスなどがまさにその一例であり、ディープラーニング誕生がAIの浸透の要因だといえます。

今後どれだけ人手がAIに移る可能性があるのか

オックスフォード大学准教授のマイケル・A・オズボーン氏の予測によれば、アメリカ国内において「人工知能やロボット等による代替可能性が高い労働人口の割合」は約47%だそうです。このことから、人間の仕事の大半をAIが奪うのではないかという懸念が高まっています。データ入力やレジ係、苦情処理のほか、パラリーガル、スポーツの審判などもAIがとってかわる職業になるおそれもあります。

こうした流れは日本国内でも起きており、野村総合研究所の調査によれば、49%もの職業が将来AIでも対応できるようになるとの結果が算出されています。日本国内では、人からAIへの移行を見据えた動きがみられるようになってきています。三井住友フィナンシャルグループでは、業務効率化のためオペレータ業務や事務作業などの一部にAIの利用を開始しています。三井住友銀行における作業内容のメインを相談業務とし、多くの行員を別部門へ配置転換する計画がなされました。

注目したいAI関連銘柄

今後AI市場はますます成長し、幅広い分野でAIが有効活用されていくと考えられます。これに伴い、株式市場においてAI関連銘柄が上昇の一途をたどることは想像に難くありません。どのような企業があるのかいくつかご紹介します。

まずは、ソフトバンクグループ<9984>です。2018年初頭には「AI・IoT等の利活用推進に向けた連携協定」を広島県と、5月にはAI技術開発を行う「カタリナ」と業務提携を締結しました。そして、AIを含む次世代のテクノロジーを担う企業またはビジネスへの投資事業であるソフトバンク・ビジョン・ファンドの設立など、今後ソフトバンクはAI事業への取り組みをさらに強化することも考えられます。

ディープラーニング開発をメインとするAIベンチャーのプリファード・ネットワークスも注目すべきAI関連銘柄です。高性能なディープラーニングの枠組みを完成させたことで、トヨタ自動車<7203>や日立製作所<6501>をはじめとした日本の大企業のみならず、マイクロソフトやインテルなど世界規模の企業との提携が相次ぎました。

上場前から投資家に関心を持たれているAIプラットフォーム開発に取り組むDMP、 AIによる新たな未来の創造をビジョンとするHEROZ<4382> などもAI関連銘柄のひとつとして名前があがります。

AIの発展は今後も続く

AI技術の進歩により、国の内外にかかわらず多方面にわたる分野へのAI活用が広がっています。これに伴い、AI関連銘柄も成長期待があるかもしれません。今後もAI技術とAI関連銘柄の動向をチェックし、新たなテクノロジーの誕生に着目してみるのはいかがでしょうか。

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