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世界最大のゲームショー「E3」から見る投資銘柄予測

(写真=Gorodenkoff/Shutterstock.com)

「E3(イースリー)」とは、正式名称「エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ(Electronic Entertainment Expo)」、米ロサンゼルスで毎年5月末~6月上旬に開催される世界最大のコンピュータゲーム関連の見本市です。ゲーム業界の株価の動向にもおおいに影響を与えるといわれる、このE3。その影響力や、今年の要注目ポイントなどをまとめてみました。

バーチャルを生み出す技術がリアルを動かす

年に一度開催される、世界中のゲーム関連会社やゲームファンが注目するイベント「E3」。2018年は、6月12日から14日までの開催が決定。

このイベントはリアル(現実)の世界にもかなりの影響を及ぼします。なんといっても、いまや一大市場に成長したコンピュータゲームの世界最大の見本市です。デジタルのゲームといえば家庭用ゲーム機やPC用が主流でしたが、スマートフォンなど携帯用端末の普及と高性能化に合わせ、ソーシャルゲーム、いわゆる「ソシャゲ」の世界も大きな広がりを見せています。

E3も、2016年までは基本的にゲームビジネス関係者のみのクローズドなイベントだったのですが、2017年からは一般公開されるようになり、各メーカーも一段と力を入れている様子です。単に「ゲームファンが楽しみにしている」だけではなく、ここで発表される新製品の情報、アピールする技術が、各社の株価にも大きく影響します。投資家もまた、このイベントには大いに注目しているのです。

特に我々日本人にとって気になる、日本における「E3関連銘柄」としては、任天堂、ソニー(ゲーム機とソフトの開発は非上場の子会社、ソニー・インタラクティブエンタテインメント)、セガサミーホールディングス、バンダイナムコホールディングス、コナミホールディングス、カプコンなどをあげることができます。

気になる「あの会社」の動向

たとえば日本の大手メーカーの中では、任天堂が2017年のE3で数ヵ月前に発売されたばかりの新しい家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」をブースにずらりと設置。さらに、その時点では未発売(10月末に発売)だった「スーパーマリオシリーズ」の最新作、Switch用に開発された「スーパーマリオオデッセイ」もお目見えし、来場者の人気を集めました。

任天堂は2018年3月末、自社でE3サイトを独自に立ち上げ、E3に向けての自社最新情報を配信し始めています。E3までに徐々に新たな情報を重ね、期待と雰囲気を盛り上げる戦略と見られます。。今後、2018年後半からの目玉となるようなプロジェクトが発表される可能性もあり、目が離せません。

人気のゲーム機といえば、マイクロソフトも、2017年のE3でXboxシリーズの最新機種、「Xbox One X」を発表しています。従来の「Xbox One」の4倍、他社ゲーム機を大きく凌駕する6テラフロップという高いグラフィック処理能力で、大いに注目を集めました。

そこで気になるのが、「プレイステーション」を擁するソニー・インタラクティブエンタテインメントの動向です。実のところ、ソニーはPS2以降は7年周期で新機種を投入しています。現行のPS4の発売は2013年だったので、順当にいけば次のPS5(仮)は2020年ということになり、2018年は少なくとも新プラットフォームの発表はない、ということになるのですが、ライバルの任天堂、マイクロソフトの新機種登場に対抗し、発売を前倒しにしてくるのでは……というウワサもなきにしもあらずです。

いずれにせよ、E3では2017年に引き続き、かなりのブース面積を確保しているとのこと。新機種登場はないにしても、東京オリンピックという節目でもある2020年に向けて、その進捗状況の発表や、それに合わせたゲームタイトルの発表などがあるかもしれません。

もっとも、任天堂やソニーなどの「大手メーカー」はもともと時価総額の規模が大きいため、値動きがそこまで大きくなるのかどうか、予測はできても現時点では誰も答えを持ち合わせていません。また、中堅規模の企業も、発表する新作ゲームタイトル次第で動きがありそうです。現時点での直接の投資先とはならなくても、「これから大きく化けそうなゲーム開発会社にチェックを入れる」という楽しみもあるといえるのではないでしょうか。

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