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証券会社とIFAの関係をおさらいしてみよう

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(写真=Pressmaster/Shutterstock.com)

どこの金融機関にも属さないで、会社に縛られない、第三者の視点から投資のアドバイスをするのがIFAです。しかし、「どうして独立しているはずのIFAは証券会社に所属しているの?」という素朴な疑問が残ります。今回は、その疑問にお答えします。

第三者の視点で投資アドバイスを行うIFA

IFAは、「Independent Financial Advisor(インディペンデント・ファイナンシャル・アドバイザー)」の略で、銀行や証券会社といった金融機関には属さずに、独立した立場から投資アドバイスを行います。そのため、「独立系金融アドバイザー」とも呼ばれています。

独立系と名がつくのでフリーランスで活動しているかと思いきや、IFAとして活動している人には証券会社に所属している人が存在しています。

IFAが証券会社の営業マンと違う点

証券会社には、顧客と対面して金融商品の売買を仲介する営業マンがいます。こうした証券会社の営業マンとIFAは何が違うのでしょうか。

まず、証券会社の営業マンと異なり、IFAは会社の経営目標や営業方針に縛られずに金融商品の売買仲介を行うことができます。証券会社の対面形式の営業では、会社の営業方針に沿ったノルマを優先させるケースもないとは言えません。

一方、IFAには会社の営業方針で重点的に販売しなければならない金融商品もなければ、毎月課せられているノルマもありません。顧客にとってベストなタイミングでなければ「売らない」という選択肢をも提示できるのがIFAなのです。

また、証券会社の営業マンは3~4年での転勤が多いようですが、IFAは会社の意向による転勤はありません。そのため、顧客一人ひとりとじっくりと付き合うことができます。

証券会社にIFAが所属しているワケ

ネット証券が増える一方、従来の大手証券会社で行われていた対面営業による手数料ビジネスが縮小する傾向は今後も強まるでしょう。

とはいえ、ネット証券もコスト削減ばかり進めているようでは顧客満足を高水準で維持することは難しくなってきます。各証券会社は、時代のニーズにあった顧客サービスを展開し、熾烈な競争を勝ち抜いていかなければなりません。そのため、自社の顧客サービスの一環としてIFAによる投資アドバイスをメニュー化するなど、IFAのメリットを活用する取り組みを始める証券会社も現れています。

IFAサイドにも証券会社に所属するメリットはあります。現在、日本でIFAとして仕事をするには、2つの方法があります。

● 金融商品仲介業者に所属して、外務員登録を行う
外務員として内閣総理大臣の登録を受けた人が、証券会社や銀行と業務提携を結んで株や債券、投資信託などの金融商品の売買仲介を行います。

● 自分で金融商品仲介業者を設立する
法人を設立して、証券会社と業務委託契約を締結します。

外務員登録だけなら約2週間でIFAとして活動することができますが、自分で法人を設立する場合は、さまざまな手続きが整うまでに6ヵ月ほどかかります。自分で法人を設立せず、証券会社に所属すれば、より少ない初期投資とランニングコストで身軽に活動できるのです。

また、証券会社に所属すれば新規上場株の配分、IFA自身の報酬など、法人として単独でビジネスを行うよりも有利な条件がそろうというメリットもあります。

証券会社にIFAが所属している理由は、このような相互メリットがあるからこそと言えるでしょう。自身が口座を開設している証券会社にIFAによる投資アドバイスのプランが用意されていれば、検討してみてはいかがでしょうか。

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