Home > IFAとは > 知らなかった?海外投資で海外のIFAが心強い味方に

知らなかった?海外投資で海外のIFAが心強い味方に

(写真=COSPV/Shutterstock.com)

株式、債券、投資信託、不動産などで分散投資を行いリスクに備えるのは投資の基本です。購入する商品も、国内と海外を組み合わせて運用している人も多いのではないでしょうか。

分散投資を考えたとき、国内で販売されている商品だけでなく、海外で販売されている投資商品も組み入れることもできます。たとえば、香港のIFAからアドバイスを受けながら、海外投資を行うという方法も現実的に可能なのです。今回は、海外のIFAに依頼する場合のメリットやデメリットについて、投資方法や言葉の壁も含め幅広く検討してみます。

海外の投資が可能になった1998年

今からおよそ20年前、1998年の外為法改正により日本に住んでいながら海外投資を行うことができるようになりました。1949年に「外国為替及び外国貿易管理法」(外為法)が制定された当時は、外国為替と外国貿易は厳しい管理下に置かれ、日本居住者は対外取引を禁じられていました。

時を経て、1980年に対外取引が原則自由となったものの、依然として取引の際には事前に許可や届出が必要でした。そして、1998年の規制緩和によって外為法は改正され、法律の名称からも「管理」の2文字が消えて「外国為替及び外国貿易法」に。事前の許可・届出を原則廃止し、欧米並みの取引環境が整備されました。

現在、私たちは法人か個人に関わらず、自由に海外との資本取引を行うことが可能です。投資だけでなく、日頃から海外サイトでのオンラインショッピングを利用する人も多くなりましたが、ここにも外為法改正の恩恵が見てとれます。

海外投資のメリット・デメリット

海外投資のメリットでは、分散投資でリスクヘッジができるだけでなく、「税金」と「手数料」の面で大きなメリットがあります。順を追って次の3点を見ていきましょう。

1. 税金の優遇「タックスヘイブン」
世界には、タックスヘイブンと呼ばれる、外国資本や外貨の獲得、歳入増を目的とした税金の優遇を行なっている国や地域があります。海外の企業進出や富裕層の移住を促すため、税率がきわめて低く設定され、完全に無税という地域もあります。日本語では多くの場合「租税回避地」と訳されます。また、非居住者向けの国際金融市場を指す「オフショア市場」という言葉もあります。

主なタックスヘイブンとしては、欧州ではスイス、ルクセンブルク、モナコ公国、カリブ海のバミューダ諸島、バハマ、ケイマン諸島、中近東のドバイ、バーレーン、アジアでは香港、マカオ、シンガポールといった国や地域がよく知られています。

2. 手数料の安さ
日本からも海外の投資商品を購入して運用することはできますが、海外商品を直接購入するのと比べると手数料に大きな開きが出ます。国内で海外の金融商品を運用する際は、日本で取り扱っている証券会社の手数料と税金が余分にかかることになります。

【国内と海外における手数料の違い】
日本の証券会社で運用 海外の投資会社へ手数料 海外の証券会社へ手数料 日本の証券会社へ手数料 日本政府へ税金 利益
海外の証券会社で運用 海外の投資会社へ手数料 海外の証券会社へ手数料 利益

3. 優秀なファンドマネージャーが多い
タックスヘイブン地域では、投資家だけでなく現地で生活する人も税制面で優遇されています。税金の安い地域で働いて得た利益は、日本のように累進課税で多額の税金を払う必要がなく、その多くが手元に残ることになります。そのため、世界中から優秀なファンドマネージャーが集まってくると言われています。

一方、デメリットとしては「元本割れリスク」「為替差損」などがやはり真っ先に挙げられるでしょう。元本割れは国内の投資商品であっても同様のリスクを抱えるものがありますが、「為替差損」は、海外投資特有のデメリットと言えます。外貨建てで運用されるため、為替が円高に振れて差損が生じる可能性があります。

香港のIFAに相談して投資する場合は?

ここからは、日本から最も近いタックスヘイブンである香港でIFAのアドバイスを受けて海外投資を行うことをシミュレーションしてみましょう。香港では、正規代理店として営業するIFAは200社以上ありますが、なかには香港証券先物委員会(SFC)によるライセンスを持たずに営業を行っている業者もいるので、この点には注意が必要です。

安心できるIFAを選ぶためには、次のようなポイントを判断材料にしましょう。

・ 正規代理店であること
・ 投資代金の送金先が契約先のファンド会社による指定口座であること
・ 「PIBA(香港専業保険経紀協会)」または「 CIB(香港保険顧問連合会)」の営業許可証があること
・ SFCライセンスを保有していること

正規代理店であることは前提です。送金先については、代金は直接ファンド会社に振りこむのが原則なので、代理店が持つ銀行口座への送金を求められたら疑ってかかる必要があります。営業許可証は2種類、SFCライセンスは9種類あるため、所有する数や内容もIFAの良し悪しを見極める材料になります。

こうした点に注意することで、詐欺まがいの海外投資の誘いを回避することができます。日本語を話せるスタッフやサポート体制が整っている代理店もあるので、言葉の壁がある場合は日本語で対応してくれるIFAを探すという方法もあります。

海外投資に関しては、優秀なIFAを無償で紹介してくれるサービスもあるので、興味がある人は一度調べてみてはいかがでしょうか。

>> 資産運用に関する無料セミナーはこちら

<PR>SBI証券本社にてIFAビジネス説明会を開催!
 

【人気記事】
地方に富裕層が多い理由とは?
年代別にみる投資信託のメリット
ポートフォリオとアセットアロケーションの考え方
帰省の時に話しておきたい! 「実家の遺産・相続」の話
IFAに資産運用の相談をするといい3つの理由