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もしもラスベガスで「億万長者」になったらどうすればいいの?

(写真=welcomia/Shutterstock.com)

一度は遊んでみたい、海外のカジノ。あわよくば、ジャックポットを引き当てて一夜にして億万長者になりたいと考える人もいるでしょう。 しかし、もしそんなことが現実に起きたとしたら、どのようにして日本にお金を持ち帰ればいいのでしょうか、また確定申告はどうなるのでしょうか。

海外で稼いだギャンブル賞金に税金はかかる?

コツコツと自分の力で、身の丈にあった収入を得て暮らしていくべきだと思っていても、その一方では、やはり苦労せずに楽にお金を手に入れたいと憧れてしまうのは仕方のないことでしょう。

日本でも、2016年末にカジノ開設を含む「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」(IR推進法)が成立しましたが、実際の法整備が行われカジノが開設されるのはまだ将来の話となります。

一方、海外にはラスベガスやマカオ、モナコなど、カジノで有名な都市がたくさんあります。今のところ「オシャレにカジノでギャンブルを楽しむ」のは、そのような場所への海外旅行とワンセットということになります。

そこで気になるのが、海外のカジノでもしも一山当てたら、その賞金には税金がかかるのか、いつどこでどのように支払われるのかという問題です。

ここはあっさり種明かししてしまうと、海外のカジノで稼いだ賞金(50万円以上)は「一時所得」という扱いになり、所得税が掛かります。

一時所得とは「営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の所得」(つまり給料など普通に日常の仕事で稼いでいるお金以外のもの)であり、そのなかには「懸賞や福引きの賞金品(業務に関して受けるものを除きます。)競馬や競輪の払戻金」などが含まれます。要するに、海外のカジノで稼いだ金も、日本国内の競馬・競輪などの賞金と同じ扱いになるわけです。

「勝った」情報は日本の当局にも伝わる

ただし、例えばラスベガスで大勝ちして賞金が支払われるような場合に、その場で30%引かれることもあります。これはアメリカの税金です(日本人なら、最初から引かれず全額貰えることもある)。ただし、引かれた場合でも所定の手続きをすれば、この税金分は還付されます。

アメリカですでに30%の税金を納めていなければ日本で一時所得として所得税が課税されますが、30%を収めていれば日本での課税は免除となります。これは、税金の二重取りはしない、という規定になっているためです。金額にもよりますが、日本の所得税として収めたほうが、たいていの場合は少ない金額になるはずです。

なお、このような海外のカジノで大儲けした場合、その情報は、その国・地域と日本との間の課税協定や租税情報交換協定によって日本の当局にも伝わります。そのため、「税金を払わない」というのはまず通じません。

カジノで大儲けし、そのお金は全部使い切って豪遊をしようと考えている場合は、後からくる課税通知に十分注意しましょう。

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