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いよいよつみたてNISA!だったら何の商品を選べば良い?

(写真=Mckyartstudio/Shutterstock.com)

つみたてNISAは、投資の経験がなくても始めやすいように、長期運用に適した商品が厳選されています。しかし、その中から自分が選ぶとなると「やっぱり迷ってしまう」という人もいるのではないでしょうか。

もしかすると、迷ってしまう原因は、購入できる商品の特徴やつみたてNISAの選定基準を把握できていないためかもしれません。今回は、つみたてNISAで購入できる商品を「投資信託」と「ETF」に大きく分け、それぞれの特徴とともに、つみたてNISAの商品として選定される際の基準を紹介していきます。

つみたてNISAで買えるのは2種類

まず、つみたてNISAでは買える商品は「公募株式投資信託」と「ETF」の2種類という点をおさえます。

「公募株式投資信託」とは、購入対象者を限定せずに不特定多数の投資家へ向けた、株式に投資できる投資信託です。投資信託は、複数の投資家から集めた資金をまとめて、国内および海外の株式や債券、不動産などに対し、専門家が投資運用します。投資家からすれば、いくつもの投資先へ少額の資産で分散投資することでリスクの軽減を図れる上、専門家が運用してくれるという安心材料が魅力です。

「ETF(Exchange Traded Fund)」は上場投資信託という意味で、日経平均やTOPIXなどの指数に連動するような運用を目指す投資信託です。投資信託が証券会社や銀行、郵便局などで購入できるのに対し、ETFは証券会社でのみ購入が可能です。また投資信託は、一般に1日1度だけ算出した基準価額によって売買されますが、ETFはリアルタイムの価格が反映されます。

投資信託には、ETFのように日経平均やTOPIXなどの指標に連動したもの(インデックス型)とそれを上回る運用成績を出すことを目指したもの(アクティブ型)があります。

ちなみに、2014年から先行してきた一般的なNISAで買える商品は非常に幅広く、株式投資信託、国内および海外の上場株式、国内および海外のETF(上場投資信託)、ETN(上場投資証券)、国内および海外のREIT(不動産投資信託)、新株予約権付社債(ワラント債)が購入対象となります。

つみたてNISAの選定条件

つみたてNISAの特徴でもう1つ大きな点は、その選定条件です。「長期的」に運用しやすく「積立」によって「分散投資」できるよう、下記の要件が定められています。

・ 販売手数料はゼロ(ノーロード)
・ 信託報酬は一定水準以下(例:国内株のインデックス投信の場合 0.5%以下)に限定
・ 顧客一人ひとりに対して、その顧客が過去1年間に負担した信託報酬の概算金額を通知すること
・ 信託契約期間が無期限又は20年以上であること
・ 分配頻度が毎月でないこと
・ ヘッジ目的の場合等を除き、デリバティブ取引による運用を行っていないこと

このような細かい条件をクリアしたもので、かつ、金融庁へ届出があったものだけがつみたてNISAで買うことができます。2017年12月19日の時点では、この条件に合った投資信託は135本。経験の少ない人でも投資が始めやすいように、政府が商品設計を整えていると言えるでしょう。

具体的に、何を買ったらいいのか?

どのような条件で選ばれているかは分かったものの、「その中から具体的にどの商品を買ったらいいの?」という疑問が残ります。市場の値動きに合ったインデックス型で大きく外さない投資を狙っていくのか、少しリスクをとってでもアクティブ型で積極的に運用するのか、はたまた投資信託の商品自体は国内と海外どちらが良いのか、考え出すとキリがないのも事実です。

もちろん、すべての特徴を把握していないとつみたてNISAを始められないというわけではありません。さまざまな特徴の投資信託を組み合わせた「バランス型(バランスファンド)」と呼ばれるタイプの商品を選ぶこともできます。投資を始めたいけれど、何を買ったら良いのか分からないという人にとっては、初めの一歩として選びやすいのではないでしょうか。

とはいえ、自分の資産を丸ごとお任せパックで運用してもらうことに抵抗を感じる方は、IFAやFPといったお金の専門家に相談してみると良いでしょう。商品の特性を詳しく教えてくれるだけでなく、自分の資産を将来的にどのように増やせばいいのか、様々な視点から見てアドバイスを受けることができるのでおすすめです。

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