FXを始めたいけど、どの通貨が今後上がったり下がったりするのかわからない・・・情報が色々あり過ぎて選びきれない!そんな人にはファンダメンタル分析を勉強することで、スワップポイントや今後の予想を一人でもできるようになります。
いやいや・・・初心者にファンダメンタル分析なんて難しいよ。と諦めていませんか?口座開設するだけで業者のファンダメンタル分析を無料で受け取ることができるのを知っていますか?
その情報だけではなく、初心者でも自分でファンダメンタル分析をするためのポイントをお伝えしていきます!
ファンダメンタル分析とは
為替が変動する要因はひとつではありません。様々な要因が元になりますが、中でも大きな要因は、その通貨を発行している国や地域の経済状況が大きく関係しています。為替相場はその国の経済力が反映されるので、この様な経済の基礎的条件のことをファンダメンタルズと呼びます。
そして、その国の景気動向や金利などを分析して為替の動きを把握しようとする試みを「ファンダメンタル分析」と呼びます。
為替は「その国の経済の強さ」や「今後の発展の可能性」を表します。となると国の経済がどんどん強くなっている状況では、その国の通貨もどんどん高くなると予想することができます。国の経済がとっても強いのに、その国の通貨は激安だ!という事にはならないからです。
つまり経済状況を見れば、為替が値上がりしそうか、それとも値下がりしそうかという大きな枠がつかめます。この様に経済の状況を分析することを軸として、今後為替レートがどうなっていきそうかを見極めることを「ファンダメンタル分析」と言います。
ファンダメンタル分析で注目するポイント
ファンダメンタル分析は経済の力を判断できるいくつかの項目を調査していきます。それが好ましいデータになっていれば、国の経済力が強くなっていくという事がわかりますし、悪くなっていれば、経済が弱くなっていくと判断できます。
それではファンダメンタル分析で注目するポイントを見ていきましょう
先進国の中央銀行
・金融政策
・国債の利回り
各国の中央銀行が、物価や通貨価値、経済を安定させるために実施する政策の事を「金融政策」といいます。近年は金利の引き下げや、世の中に出回るお金を増やす景気対策である「金融緩和」がアメリカやEU、日本で実施されてきました。その出口戦略である金融引き締めにも注目が集まっています。
金利に関しては金融政策だけではなく、「国債の利回り」にも注目しましょう。アメリカ国債は入札状況で利回りが変動し人気が無いと価格が下落し利回りが上昇します。
アメリカの動向
各国の中央銀行が物価や経済を安定させるために行う「金融政策」も為替相場に大きな影響を与えます。例えばアメリカの金利が上がると、米ドルで運用すれば高い金利が見込めます。その結果米ドルの人気が高まることに繋がります。
2016年の米大統選挙でドナルド・トランプが当選してからは、大統領が発するTwitterのつぶやきが大きな相場混乱要因となった時期もありました。市場がその過激な発言に慣れてくると、反応は徐々に鈍くなりましたが相場を動かす要因としてアメリカの動向は注目しておく必要があります。
ファンダメンタル分析で重要なこと
FXを行っていく上で知っておきたい指標や情報は沢山あります。ファンダメンタル分析を行う上で重要な2つのことをご紹介します。
金利動向
金利と為替は大きな関係があるといわれています。確かにお金はより有利な方に流れる傾向があります。しかし金利はあくまで為替の変動要因のひとつにすぎません。過去のデータを見ても米国の金利と米ドルの強さが連動しているとは言い切れません。
円を買ってドルを売ると、ドルと円の金利の差額であるスワップポイントを受け取ることができます。この場合、ドルを持つことになるのでドルの金利を受け取ることができます。
2国間の金利差
日本円を元にFXをする場合にはできるだけ金利が高い国の通貨と交換すれば日本円との金利差が大きくなるのでスワップポイントも大きく稼げることになります!
ですので、自分がどの国の通貨を取引したいのか決まったら、その国のファンダメンタル分析をする事で今は買っても良いタイミングか?この流れは売るべきか?この様なことがわかります。
初心者がファンダメンタル分析で抑えておきたい3つ
為替相場を動かす要因は数多くあります。プロトレーダーでも予測不可能な急激な為替の変動など初心者が事前に把握することは難しいといえます。しかし、ここだけでも抑えていれば、ポジションを持たずしばらく様子を見よう・・・など大きな損失を避けることにつながります。
雇用統計
雇用統計の中でも「米国雇用統計」の発表日の為替市場はまさにお祭り騒ぎの様になり、為替相場だけではなく、金融市場全体が大きく影響を受ける毎月恒例のイベントと言えます。
雇用の状況は日本に比べリストラしやすい米国企業の景況感をリアルタイムに反映し、個人消費にも大きな影響を与えます。
米国GDP
GDPとは国内総生産のことで一定期間内に米国内で生み出された財とサービスの付加価値の総額の事です。経済成長や景気動向を総合的に判断することができて、中長期的な景気動向をつかむのに不可欠な重要指標です。
GDPは多くの項目で構成されています。一般的には実質GDPの方が注目度は高く、個人消費や付加価値の価格変動を示すGDPデフレーターにも注目が集まっています。
ISM製造業景況指数
毎月最初の営業日に発表されます。ISMとは全米供給管理協会のことです。ISMが実施した製造業の購買担当役員へのアンケート結果を指数化したものです。重要指標の中でも大きな注目度がある指標で、予想値との差に注目が集まります。
発表後の値動き
経済指標は発表スケジュールも時間もあらかじめ公表されています。事前に発表時間が決まっていて、その結果によって為替相場が動く可能性が高い!と分かっていれば、それをトレードに活かすこともできます。
トレードをする際、その結果の良し悪しを判断するだけでは相場の方向性を見極めることは非常に難しいです。直近の傾向やマーケットの事前予想などを把握しておく必要があります。理由は「良い結果」が必ずしも「通貨が上昇する」とは限らないからです。
ファンダメンタル分析の時に利用できるサービス
初心者がファンダメンタル分析を行う上で必要な情報をもっと手軽に手に入れたい!そんな時は業者のサービスを利用するのが一番です。口座を開設するだけで、FXに必要な為替に影響を与える情報を無料で受け取ることができます。
業者名 サービス 内容
まとめ:初心者でも無料でファンダメンタル分析をすることができる!
ファンダメンタル分析は言葉だけ聞くと専門的な知識を必要として初心者には難しそう・・・というイメージですが、口座開設するだけで業者からファンダメンタル分析に必要な情報を受け取ることができることがわかりました!
初心者はまず利益を増やすことよりも損失を抑えることが重要です。その為に取引する通貨の国の経済状況や雇用状況を知ることで、どのタイミングでチャートが動くかを予想することができます。
ファンダメンタル分析だけではなく、テクニカル分析もすることでより確かな過去のチャートから予想することができますね!