短期、中期、長期のトレードの方法

スキャルピングで勝つためのコツをご紹介!メリットとデメリットについても

FXについて調べているとスキャルピングって出てくるけど、どんなトレード方法なのか知っていますか?短期間の取引で初心者でも勝つことができると聞くけど、初心者では短期間の取引で勝てないでしょ?と思いませんか?

スキャルピングはプロトレーダーでも利用しているトレード方法ですので初心者には難しいと思われがちですがコツをつかめば初心者でも勝つことができます。しかしスキャルピングのデメリットやリスクもしっかりと理解しておきましょう!

・スキャルピングとは
・スキャルピングのメリットとデメリット
・初心者がスキャルピングで勝つコツ

初心者がスキャルピングをするために、おすすめの業者比較もあります。

スキャルピングとは

スキャルピングとは英語で「頭の皮を薄くはぐ」という意味です。数秒から数分といった短い時間で薄利を狙い、それを積み重ねることで資産を増やすというトレード方法です。

経済指標発表で相場が動いた段階で、ある程度の予想をしてそれを元にして発表後の変動が加速するかそれとも戻るかを判断してトレードします。

エントリー回数は平均20回程度ですが多い人だと100回以上の取引をする人もいます。

スキャルピングのやり方

初心者はまずスキャルピングの練習が大切です。この練習は実際の資金を運用する前に、スキャルピングの負けトレードを分析することでスキャルピングのやり方を学ぶ方法です。

・エントリーするシミュレーションをする

もしロジックを学んだ人は、そのロジックが合致するポイントを常に探してエントリーして決済する。を繰り返します。

ロジックを学んだ人も学んでいない人でも、何も考えずトレードすると間違いなく負けます。実戦で負けトレードを体験すると、とても心が痛いですし精神的に辛いです。ですので、まずはデモトレードでもよいので、とにかく何も考えずにスキャルピングでエントリーして決済する。を繰り返します。

そして負けたトレードを分析してください。なぜ負けたのかを知ることが大切です。自分の負けたトレードを実際の資金を運用する前にシミュレーションで分析することがとても大切です。すると段々とスキャルピングのコツがつかめます。

スキャルピングのメリットとデメリット

スキャルピングはコツをつかめば初心者でも勝てるトレード方法です。しかし全員が勝ち続けることは難しいと言えます。しっかりとデメリットを理解した上でスキャルピングをすることが重要です。

スキャルピングのメリット

・損失が大きくならない
・トレンドを読む必要が無い

スキャルピングのメリットは短時間の取引なので、自分の好きな時間でエントリーすることができるので、取引中以外は取引画面から離れられるのが魅力です。

短時間の取引の為、利益を確定したら終わりなので損失が大きくなりません。またコツを掴めば初心者でも利益を出し続けられます。

中・長期的な取引をする場合にはトレンドを読み長い目で相場の予想をする必要がありますが、スキャルピングは「今」のレートで売買の判断をするのでトレンドを読む必要がありません。

スキャルピングのデメリット

・常にチャートを見ている必要がある
・スプレッドを何度も支払う必要がある

売値と買値の差のスプレットが手数料の代わりになります。1回の取引に対して手数料が割り振られるので回数を重ねれば重ねるほど手数料がかかります。

例えばドル円で100万通貨をかけて1回の取引で100pipsをとるといったトレードをします。
この時スプレットが1pipsだとしたら

手数料 = 通貨 × pips ですので

100万通貨 × 100pips = 手数料10000円

手数料は10000円かかることになります。スキャルピングで100万通貨100pipsとるとしたら仮に1回の利益が2pipsだとすると50回取らないといけないですよね。
取引回数50回 × 10000万円 = 50万円
50万円の手数料が発生します。

1pips(ぴっぷす)ってなに?
Pipsとは為替レートが動くときの呼び単位の事です。ドル円の場合では1pipsは1銭です。
ユーロ/ドルなど円を介さない場合には1pipsは0.0001ドル(0.01セント)となります。

そして、短時間のトレードであるスキャルピングは常に取引画面を見ていないといけないので、FXが本業ではない人ではトレードする時間が限られます。

スキャルピングは初心者でも勝てる?

長くポジションを持っていることがストレスな人にはスキャルピングはおすすめのトレード方法です。

これからFXを始める人や初心者のためにスキャルピングのコツをお伝えすると

① 利益を欲張り過ぎない
② 損切りを徹底する

となります。獲得pipsというのがある程度スキャルピングのルールで決まっています。

スキャルピングを始めると相場が上がると思って買います。その後に利益が確定したので10pipsで決済します。
しかしその後も値上がりを続けた・・・この様な場面が多くあります。「あー決済しなければもっと利益が出たのに!」そう思って自分で決めた利益が出たら10pipsで決済というルールを破るのは危険です。

ここでは欲を出さずにちゃんと決済することを心がけるのが大切です。もし10pipsで決済するというルールを守らず相場が上がり続けるのにそのままにしていると、いきなり下落した・・・という事が多くあります。

利益を欲張り過ぎずに自分の決めたルールを守っていれば利益確定できていたのに、含み損を抱えてしまった・・・こんなことになりかねません。

さらに、スキャルピングでは損切りが重要ポイントの一つになります。スキャルピングは勝率が高いトレード方法です。初心者でも10回トレードして9回の利益を得ると言うのも珍しくありません。

連勝を繰り返すと「自分はFXで負けない!」という思い込みが生まれます。そして段々と含み損をかかえても損切りをしなくなります。含み損を抱えた状態でも1回は含み益に変わることを経験します。

この時「やっぱり自分はFXで負けないんだ!」という考えが生まれます。しかし損切りをずらし続けた結果、いつかは含み損がどんどん膨れ上がりマージンコールがかかる、ロスカットの可能性も出てきます。

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ですので、FX初心者がスキャルピングで勝つためには「利益を欲張り過ぎず、損切りを徹底する」ことが重要になります。必ず逆指値注文を利用し自動決済することが大切です。

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低リスクで取引できる

スキャルピングの魅力は一度コツをつかむと、短期間で利益を出せるようになります。1回の取引利益が5000円だとしても100回勝てば50万円、1000回勝てば500万円になります。

この様に取引回数が多いため、利益が早く積みあがります。1回の利益は少ないとはいえ10秒足らずで5000円を稼ぐことができるのは魅力的ですよね。

初心者がいきなりスキャルピングで勝つのは難しいのでコツをつかむまではデモトレードで練習したり、少ない金額でトレードすることをおすすめします。

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スキャルピングが禁止されている業者もある

スキャルピングを禁止している業者もあります。少額でスキャルピングを行う場合にはありませんが、大きな額でスキャルピングを行う場合には口座が凍結されるというリスクが生じます。

短時間で注文を繰り返す行為や短時間における連続した行為やインターバンクに混乱を及ぼす行為やカバー取引に影響を与える行為を規約上では禁止行為とされています。

リスクヘッジの取引に影響があると判断される場合には口座を凍結される可能性があるという点に注意が必要です。

初心者におすすめのスキャルピングを利用できる業者

スキャルピングの注文で重要な点は①スプレット②スリッページ③約定スピードです。初心者におすすめの業者を比較していきます。
業者名 スプレット スリッページ 約定スピード
ヒロセ通商
JFX
SBI FX
トレイダーズ証券

スキャルピングに完璧な業者はありません。ですので、たくさん口座を開いて使いこなし、比較してみましょう。

少額のスキャルピングは別ですが、大きな金額をスキャルピングすることを業者によっては禁止している場合もあります。口座開設前に確認が必要です。

まとめ:初心者でもコツをつかめばスキャルピングで勝てる

スキャルピングは数秒から数分単位で小さな利益を狙い、それを積み重ねることで大きな利益を出すトレード方法です。短時間の取引なのでトレンドを読む必要が無く、コツをつかめば初心者でも勝つことが出来るのが魅力です。

しかし大きな額の取引ではスキャルピングが禁止されている業者もあります。取引中は常に取引画面から離れられない、手数料がかかるなどのデメリットがあることもしっかり理解して利用しましょう。

始めから実際の資金を使ってスキャルピングするのはおすすめしません。しっかりとロジックを学んだ上でシミュレーションを利用し、負けたトレードの分析をしてから実際にスキャルピングをしましょう。

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