FXのしくみ

FXを始める前に!デモトレードのやり方や初心者におすすめな業者とメリットとデメリット

FX初心者が口座開設後にイキナリ取引を始めるのは気が引けますよね。取引画面を眺めているだけで実際にポジションを持て無い・・・ということにならないためにもデモトレードを利用してFX取引を疑似体験することは大切なことです。

デモトレードのやり方を理解して、自分の取引ルールを作ることや相場勘を養うためにもデモトレードのメリットとデメリットを知ることは重要と言えます。

・デモトレードとは?
・デモトレードのメリットとデメリット
・初心者におすすめのデモトレードのある業者

自分の資金を使うことなくFX取引を体験できるデモトレードについて学んでいきましょう!

デモトレードとは?

初心者は業者でFX口座を開設後に直ぐに資金を入金して取引することは気が引けますよね。そんな時に利用したいのはデモトレードです。

デモトレードは「仮想のお金」を使ってFX取引のトレーニングをすることです。デモ画面とも呼ばれます。

パソコンだけではなくスマートフォンからもデモトレードを行う事ができるので、本物の取引感覚を体験できるデモトレードは初心者にはおすすめの機能です。

初心者が使いやすいデモトレードの業者はコレ

デモトレードが行えるのは、実際の取引画面を見ることができますし、自分のお金を使うわけでは無く使い勝手を試すことができるので、はじめは複数の業者で口座開設をすることです。口座開設は無料なので、まずは多くの取引画面をみて色々と試してみることをおすすめします。

例えばスキャルピングやデイトレードを目的とした短期売買の場合には手数料が安い業者が良いです。またデイトレードのみ手数料が無料の業者もあります。

スイングトレードの様な短期・中期売買を行うならスワップポイントが高い業者を選びましょう。

※図で説明

取引業者 取引手数料 取引単位 初回入金額 通貨ペア スプレッド デモ画面

デモトレードのメリットとデメリット

FX口座を開設後に直ぐに取引をスタートすることは勇気がいります。まずは練習してみたい!そんな時に便利なのがデモトレードですがメリットとデメリットを知ってから利用したいですね。

デモトレードのメリット

・相場勘が養える

まずはデモトレードを利用してゲーム感覚で利用するのが一番よいでしょう。業者ごとで取引画面や注文方法が違うので、その違いを知ることやサービスの違いも分かるので、やり方を学べるのもデモトレードのメリットと言えます。

また、実際に自分のお金を使うわけでは無いので取引のやり方を納得するまで学べ、徐々に相場勘を養う事にも役立ちます。

デモトレードで売買を繰り返し「こうすると損益が出る」「このポイントで利益が出る」という感覚を体験できるのはメリットと言えます。

デモトレードのデメリット

・高額な資金を運用できるのでリアリティが無い

多くのデモトレードで、いきなり高額な資金を与えられる場合があります。初心者の場合FXの資金として10万円から多くても100万円位を用意しているのではないでしょうか?

デモトレードの場合には、いきなり300万円から運用出来たりするので10万円の証拠金を運用したい人からするとリアリティに欠けると言えます。

また「デモトレードだから・・・」という気持ちで本気で相場と向きあえないという意見もあります。FXを始める時に一番大切なことは「損益を最小限に抑える事」です。つまり損切りが重要になります。

しかしデモトレードの場合「デモトレードだからいいや」という気持ちになってしまい損切りをしなかったり、資金がマイナスになっても本気になれないという事があります。

デモトレードの注意点

デモトレードは初めてFX取引を行う人にとっては取引画面に慣れることができるなど、実際のトレードを体感できるのでメリットもありますが、自分の資金では考えられない高額な資金を運用できるのでリアリティに欠けることがわかりましたね。

本番のような緊張感が無い

・自分の取引ルールを作る
・現実味の無いトレードは行わない

FX初心者は「どのくらい利益を増やせるか」ではなく「損益を最小限に抑える」というマイナスを少なくすることが大切です。ですので損切りの感覚やタイミングを学ぶためにもデモトレードを使う事はメリットになるでしょう。

しかし、多くのデモトレードの場合、資金が大金の為リアリティに欠け、損切りを行う事よりも「もっと利益を増やしたい」という考えが生まれレバレッジを高く設定したり、多くのポジションを保有したりと実際に自分がFX取引をする時とはかけ離れた取引をやってしまいがちです。

せっかくデモトレードを利用するならば、自分が実際にFX取引をする場合にはどの様な取引をするのかという事を考え、自分の資金を運用しているつもりになり1000通貨単位など少額の取引をするべきです。

段々と「いくら動いたらいくらマイナスになる」という感覚を養えるので、自分の取引ルールを養う事ができます。

デモトレードの始め方

デモトレードを利用する場合には、業者での口座開設が必要です。口座開設前にいくつか自分が取引したい業者をしぼっておくことをおすすめします。

口座開設は無料でできるので、色々な業者の取引画面やサービスを利用できるデモトレードは使わない理由が見つからないほど便利なサービスです。

デモトレード開始に必要なもの

・身分証明書
・銀行口座
・マイナンバー(個人番号)/通知カード(個人番号)

デモトレードを利用する場合には業者での口座開設が必要になります。業者によっては

① 口座開設に必要な書類の提出
② 確認書の提出
③ 身分証明書
これだけで口座開設できる場合もあります。その後実際に取引を開始する時に
④ 銀行口座
⑤ マイナンバー(個人番号)/通知カード(個人番号)

これらが必要になります。

・口座開設に必要な書類の提出
・確認書の提出

これは業者のホームページから口座開設の画面で確認することができます。

郵送とネットで申込が選べ、ネットで申し込む場合にはどの場で必要書類の提出ができるので郵送よりも時間短縮になります。

ネットで申し込んでから1週間ほどでログインナンバーとパスワードが明記された書類が届きます。その後に取引画面とデモトレードを利用することができます。

まとめ:リアリティが無い・・・でも初心者はデモトレードで取引感覚を養うべき!

自分が準備している金額よりも高額な資金を運用できるデモトレードには「リアリティが無い」「本番の様な緊張感が無い」という意見があります。しかし初心者がイキナリFX取引を始めることは気が引けます。

ですので、デモトレードを利用し実際の取引画面を通して取引を疑似体験するのは大切なことです。

・いいかげんな取引をしない
・損切り感覚を養う

このためにも、デモトレードでしっかりと相場感覚を養う必要があります。まずは利益を出すことよりも損益を最小限に抑え「なぜ相場が予想通りに動かなかったのか」ということを考えることで、自分なりの相場の読み方や取引ルールを作ることができます。

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