注文方法

IFO注文でFX初心者でも利益を出せるコツ!メリットやデメリットについても解説

FXには色々な注文方法がありますがIFO注文ってOCO注文やIFD注文とどう違うのでしょうか?

そこで初心者でも分かるIFO注文の方法や、知っておきたいリスクについて解説していきます!

・IFO注文とは?
・OCO注文との違い
・IFO注文のメリット・デメリット
・初心者がIFO注文で利益を出すコツ

読んだら今までのモヤモヤがスッキリします!

IFO(イフダンオーシーオー)注文とは?

IFD注文とOCO注文を合体させたのが「IFO注文」です。

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新規の指値注文に利食いと損切り注文をセットにして出すことができるのが特徴的です。

指値注文が約定すると、2通りの決済注文が有効になります。そしていずれかの決済注文が約定したらもう一方はキャンセルされます。

例えば米ドルが1ドル100円の時
100円の新規買い指値注文
105円の利食い売り指値注文
95円の損切売り指値注文

この3つの注文を同時に出すことができます。

IFO注文方法

最初に注文を設定しておき、その注文が成立したら次は自動的にOCO注文が発動される注文です。

例えば米ドルが1ドル110円の時
1ドル100円になったら買う ⇒ 指値注文
この注文が成立すると同時に
1ドル110円になったら売る ⇒ 利益確定の注文
または
1ドル99円になったら売る ⇒ 損切りの注文
というOCO注文も同時に設定できます。

さらに、

100円の買い指値注文が約定しない場合 ⇒ ✖他の2つの注文は有効にならない
100円の買い指値注文が約定した場合 ⇒ ○110円の利益確定注文は成立 ✖99円の損切り注文はキャンセル

※ 図解で説明

この様に、どちらかの注文が成立したらもう一方の注文が自動的に取り消されます。どちらか一方の注文を優先するのではなく、為替レートの動きに合った注文だけが発動される仕組みです。

3つの注文を同時に出せる

IFO注文はOCO注文と同じように、どちらかの注文が成立したらもう一方の注文は自動的に取り消されます。

① 新規買い
② 利益確定の注文
③ 損切りの注文

この3つの注文を同時にだせるのがIFO注文の便利な点です。

※図解で説明

しかし、こうした注文方法は業者によって取り扱い方が違います。初心者が見やすく使いやすい取引画面の業者を選ぶと良いでしょう。

■おまけ■
IFO注文は業者によってはIFDO注文・IFD-OCOなどと呼ばれることもあります

IFO注文とOCO注文の違いは?

IFO注文とOCO注文は似ているように感じますが、違いはあるのでしょうか?

OCO注文とは、あらかじめ2つの注文を同時に出しておき、一方の注文が約定したらもう一方の注文は自動的に取り消される注文です。

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IFO注文とは、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。

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新規注文が約定すると①利益確定と②損切り注文のOCO注文が自動的に発注される注文です。

初心者でも常に取引画面を確認しなくても大丈夫

IFO注文は発注しておけば、ポジションを持って決済するまで、ずっとチャートを確認する為に取引画面を見張るような必要は無く、寝ている間や仕事中など値動きを確認することができない時間も有効に取引できる注文方法です。

※図解で説明

IFO注文のメリット・デメリット

常にチャートを見はることなく、自動的に注文を出してくれるIFO注文は取引に慣れない初心者の強い味方です。

しかし良い点ばかりのIFO注文もメリットとデメリットがあります。しっかり理解しておく必要があります。

IFO注文のメリット

・利益確保と損切りが同時にできる
・自動売買注文

2つの注文を同時に出して片方が約定したら、もう片方は自動的にキャンセルになるOCO注文は利益確定注文と損切り注文を同時に出すことができるので欲に負けずに冷静に取引が行えるメリットがあります。
また自動売買注文なのでで常にチャートを確認する必要も無いのは限ら時間を有効に使えるという点でもメリットと言えます。

IFO注文のデメリット

・最初の新規注文が約定しないと取引が始まらない

逆にIFO注文のデメリットは「ここぞ!」という相場を自分で判断して注文を出さないと意味が無いという点です。

IFO注文は初心者でも使いやすい、とても便利な注文方法ですが、設定した値段に達しなかった場合には注文が実行されないので取引が始まりません。

予想していた値動きと逆の値動きをした場合には損切りを繰り返すだけという事態にもなりかねません!

※ 図解で説明

IFO注文のリスク

・約定しないうちに注文期限が切れていることも

利益確定と損切りの注文を同時に出すことができるIFO注文は初心者でも使いやすく分かりやすい注文方法という見方もできますが、「よくわからないから注文出しちゃえ!」というやり方では利益はおろか損切りを繰り返すだけで資金を減らし続けることになります。

つまりIFO注文は約定することで利益を得て、損益を最小限に抑えることができます。また、注文期限は自動的に「無制限」に設定されている場合が多く「時間指定」が出来ないため、約定しないうちに注文期限が切れていた・・・ということも起こります。

しかし、新規注文が成立した後に決済注文を一度取り消し、新たに「時間指定」の発注を行う事もできます。

※業者によって違うので確認しましょう

IFO注文で初心者でも利益を出すコツ

IFO注文のメリットとデメリットそしてリスクも理解した上で、初心者でも利益を出す注文方法のコツをご紹介していきます!

押し目買いを狙う

初心者の場合には、まだレートの見方やチャートの判断ができていません。これは取引を繰り返し、自分なりのシナリオを作れる様になるまでは練習と実践を繰り返すことで身に付きます。

そこで大切なのは損益を最小限に抑えることです。FXの取引ではどのくらい利益を得られるかという計算ばかり時間を割いてしまいますが、大切なのは「どのくらい損益を出さないか」ということです。

そして多少の損益は勉強代と割り切り、なぜ予想とは違う値動きをしたのか?なぜこうなったのか?と考える癖をつけることが大切です。

その為にもIFO注文は利益確定と損切りを1度に出すことができるので、まずは押し目買いでエントリーし・・・・・

上昇トレンドを確認し、現在のレートよりも少し低いところで新規注文を入れましょう。

例えば米ドルが1ドル102円の上昇トレンドだった場合
1ドル100円の買い注文を入れましょう。

IFO注文は上昇トレンド相場においては損切り注文よりも利益確定の注文が決済されることが期待できます。初心者はIFO注文に慣れるまで上昇トレンド相場だけで使う事をおすすめします。

※トレンド記事にサイト内部リンク

初心者でもIFO注文の練習ができるデモ画面がある業者比較

IFO注文について理解することで初心者でも利益を出す方法も分かりましたね!まずはIFO注文の練習をするためにもデモ画面がある業者を使う事をおすすめします。

まとめ:初心者でも上昇トレンドを見極めることでIFO注文で利益を出すことが期待できる!

チャートの見方はイマイチよくわからないし・・・しっかり理解してから取引を始めたい!そう思っているとなかなかFXを始められませんよね。

大切な資金を無駄にしないためにも、初心者はデモ画面を利用してIFO注文に慣れるのが利益を出す注文が出せる一歩だと思います。

色々な注文方法がありますが、利益確定と損切り注文を一度に出すことができるIFO注文はマスターしたいですね!

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